高血圧予防(減塩とカリウム摂取)

2010 年 7 月 19 日 月曜日
日本では高血圧の人が4千万人おり、中高年の3人に1人以上は高血圧といいます。
高血圧予防に重要なことはまず減塩、それからカリウム摂取も大切です。
まず減塩についてですが、
食塩をとると、体内でナトリウムの濃度を一定にしようと、水分が体内に多く取り込まれます。詳しい仕組みははっきりしていませんが、余分なナトリウムや水分を腎臓で排泄しようと血管などが収縮し、血圧が上がると考えられています。
日本人はもともと食塩の摂取量が多く、国民健康・栄養調査(08年)によると成人の一日あたりの食塩摂取量は男性11.9g、女性10.1gだそうです。
日本高血圧学会の高血圧治療指針や世界保険機構(WHO)は、一日の食塩摂取量を6㌘未満にするよう勧めています。
減塩のカギは調味料にあります。日本人が一日にとっている食塩を食品別にみると、調味料だけで7.2gを占めているのです。
しょうゆやみそを減塩のものに変えたり、野菜をゆでる時には食塩を使わないなどちょっとした工夫で減塩は可能です。
次にカリウム摂取についてですが、
カリウムは、ナトリウムを体外に出す働きを促します。十分なカリウム摂取は高血圧の進行を抑制します。新鮮な果物や野菜、イモなどに多く含まれていますのでこれらの自然食品から摂ることを心がけましょう。
ただし、腎障害や糖尿病を伴う患者さんでは、カリウムの摂りすぎで高カリウム血症をきたしたり、果物の摂りすぎでは摂取カロリーの増加につながることがありますので、かかりつけの医師とよく相談をしてからおこなってください。
朝日新聞(平成22年6月28日記事)参照
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